コロナ禍の結婚式㉓ 挙式日の延期と人数の縮小
順調に結婚式の準備を進めていましたが、コロナの感染者は増える一方でした。
夫は4月に赴任予定が大幅にずれ込み、夏頃に無事に渡星しました。
私も続いていきたかったのですが、配偶者はなかなか入国許可が下りず、挙式日まで日本に残ることに決めました。
夫が赴任した後、二人で住んでいたマンションは引き払い、実家に戻ることになりました。
約3ヶ月ほど離ればなれになることになりましたが、これがきつかったです。
今までずっと一緒にいた夫がそばにいない。
最初の頃はそこまでさみしさを感じませんでしたが、時間が経つにつれてさみしさが募っていきました。
そんな中、挙式日がどんどん近づいてきます。
日本では緊急事態宣言もなく、爆発的な増加はなかったので、結婚式の開催はできるものの、肝心の夫が帰国できないと開催できない😭😭😭
挙式日の1ヶ月前。
シンガポールにいる夫から電話がありました。
何事だろうと電話に出ると、9月の挙式日に帰国することが難しいとのこと。
しょうがないね、式場に連絡するねと話してから電話を切りました。
やっぱりそうだよね・・・と予想していたけれど、リアルに直面するとやっぱり悲しい。
9月だったら、お庭の緑も綺麗だったろうな、夫の誕生日サプライズもできたのになあと次々と後悔の念が頭に浮かんできます。
取り急ぎ、担当プランナーさんに延期の旨を伝え、延期日はまた再度連絡することもお伝えしました。
ドレスショップや関係各所に全て連絡しました。
また、開催まで1ヶ月をきっていたので、遠方のゲストは飛行機や新幹線やホテルを予約しているかもしれない!と思い、即座に延期の旨を伝えました。
幸い、まだ誰も予約をしておらずよかったです。
その夜に、夫と電話しながら延期日をいつにしようか話し合いました。
日にちを考える上で、以下の点を考慮しました。
- コロナはいつ落ち着くかわからない(読めない)
- ゲストの転勤や異動がある可能性があるため、年度内(2月より前)がいい
- 挙式会場・披露宴会場・控え室・ドレス類をそのまま引き継げる日がいい
- 六輝が仏滅以外がいい
- 夫の仕事の都合つく日
- 両親の仕事の都合上空いている日
以上のことを考慮し様々な調整を行い、2021年1月初旬に挙式日を延期しました。
この延期により、1つ気になることがありました。
それは、料理コースが変更になってしまうかもしれないこと。
しかし、プランナーさんの心遣いで、料理コースは変更にならずに私たちが選んだものを提供してくれるとのことでした。
本当に嬉しかった😭😭😭
延期日がきまったら、ゲスト全員に延期の旨とお詫び・新たな延期日の日程が空いているかどうかを確認しました。
このメッセージを送ることがとにかく悲しかったのを覚えています。
忙しいなか都合をつけていてくれた方々に本当に申し訳ないと思いました。
また、式場からも人数をもう少し縮小する必要がある旨をお話いただき、親族と新郎新婦の共通の友人のみに絞り挙式を行うことにしました。
1月にはコロナが落ち着いていることを願いながら・・・・。