コロナ禍の結婚式㉙ 式で用意したサプライズ
私は元来サプライズがとても好きで、結婚式においては、夫と、両家の父母と私の兄と祖父祖母、そして親友2人にはサプライズをしたいと思い、いろいろと考えて用意していました。
いかにその全貌を紹介します。
🌷ファーストミート(新郎)🌷
私は、ウェディングドレスを夫に見せてなかったので、プランナーさんに内緒で相談して、ファーストミートを挙式会場であるルミエールで挙式前に2人だけで行いました。
その時に夫への手紙と夫の名前と挙式日が彫られたカフスボタンをプレゼントしました。
手紙には、付き合ってから結婚式までの経緯や、ここに至るまでの思い、そしてこれからの決意を書きしました。
なぜカフスボタンにしたかというと、挙式中、夫の一番そばにあるものにして、夫を支えたかったからです。
お色直しでつけてもらえるよう、お色直しのベストに合う色、かつ誕生石のサファイアを入れました。
夫も驚いてくれて、本当に良かったです。
🌷ジャケットセレモニー(新郎の両親)🌷
あまり見ない、珍しいセレモニーだと思うのですが、夫の両親の記念になると思い、取り入れました。
挙式時に夫がベスト姿で入場します。
入り口近くに、両親がおり、お父さんからジャケットを着せてもらい、お母さんから手袋を受け取り、最後に2人と握手を交わして、子育て終了として、背中を押してもらい歩き出すというセレモニーです。
花嫁の両親がベールダウンとバージンロードを歩く役割と同じです🥰
夫側の両親の見せ場を作りたくて行いました。
🌷ゲスト全員へ新郎新婦からのメッセージガード🌷
挙式当日は一人一人と話せる機会がないと思ったため、事前に一人一人に感謝の気持ちを書いたメッセージガードを書いて、披露宴会場に置いておきました。
久しぶりに会う親族もいたため、思いを伝えられてよかったと思います。
🌷ビッククラッカー(ゲスト全員)🌷
これは、式の2週間前ほどに急遽思いついたアイデアです💡
披露宴の入場の時に1mを超える巨大なクラッカーをぶっ放すというもの😂
クラッカーは中身が飛び散らず片付けやすいもので、式場に直接送ってもらいました✨
🌷サンクスバイト(新郎の父、新婦の母)🌷
ファーストバイトの後に、新郎新婦から指名者へ感謝の気持ちを込めてケーキを食べさせるサンクスバイト。
普通は、お互いのお母さんを選ぶことが多いですが、私たちの場合は、新郎の父と新婦の母を選びました。
理由は、2人とも誕生日が挙式日の近くだったから。
なので、サンクスバイト用のケーキもバースデーケーキを用意。
2人とも驚いていました🥰
🌷中座の退場の指名(新郎新婦の祖父祖母)🌷
中座の退場の時、サプライズで父方の祖母を指名しました。
祖母と2人で手を組んで中座をしました。
驚きながら喜んでもらえてよかったです😭✨
新郎は祖父と祖母を指名しました。
🌷祖母からもらったアクセサリー(新婦祖母)🌷
私は、母方の祖父祖母はすでに亡くなってしまいました。
しかし、母方の祖母から真珠のネックレス、父方の祖母から真珠のイヤリングを受け継ぎました。
その二つを挙式時と披露宴時につけており、退場の時司会者に案内してもらいました。
天国のおばあちゃんにも伝えられて良かったと思っています。
🌷カラードレスファーストミートと演出(新郎)🌷
ウェディングドレスのファーストミート同様、新郎には後ろを向いてもらい、肩を叩きました。
選んだ理由を伝えた後、ゲストの前に出る時に思い出の曲を流し、司会者にこのドレスがサプライズであること、このドレスを選択した理由とエピソードを話してもらいました。
ドレスを選んだ理由を話した後、思い出の音楽が流れた時、新郎が『そういうこと🤭』って言ってくれたのが印象的でした。
🌷乾杯・友人代表スピーチ、リングピロー作成の友人へのデザートサプライズ(友人)🌷
スピーチをお願いしていた友人2人とリングピローを作ってくれた友人に対して、料理のコースのデザートの時に、ありがとうとメッセージを添えたデザートプレートを提供しました。
ちょうど、友人のスピーチが終わったタイミングで提供しました。
とっても喜んでくれました✨
やって良かった!!
🌷両親への手紙に兄へのメッセージを追加(新婦の兄)🌷
両親への手紙を書くにあたって、思春期にひどい喧嘩をしていた兄にも普段言えないお礼と気持ちを伝えたいと思いました。
兄とのエピソードや、和解の時、今の気持ちを正直に手紙に書いて読み上げました。
兄は驚いていましたが、気持ちを届けることができました。
兄の奥さんは泣いてくれました。
🌷式後の夫の誕生日祝い(新郎)🌷
延期前は9月に予定していた挙式。
実は、9月だった時に、バースデーサプライズを用意していました。
具体的には、ケーキ入刀のあとに、ケーキがバースデーケーキに変わり、そのケーキでファーストバイトを行い、ゲストからハッピーバースデーを歌ってもらうこと、挙式後のホテルでバースデープレゼントを渡すことなどです。
でも、結婚式が延期になってしまったため、披露宴内でやらずに、披露宴の見送り後に、両家の両親がいる前で行うことにしました。
スタッフさんがハッピーバースデーを流してくれて、小さなバースデーホールケーキを持ってきてもらいました。
そして、みんなでハッピーバースデーを歌いお祝いしました。
そのあと、夫が欲しがっていたダンヒルのお財布をバースデープレゼントであげました!
お財布には、名前と今日の日付を掘ってもらいました。
とても喜んでもらえて嬉しかったです。
🌷夫からの再プロポーズ(新婦)🌷written by 夫
結婚式をするにあたり何かサプライズしたいなと思い、あれこれ考えました。
そこでふと思いついたのが、プロポーズしてから結婚式までだいぶ時間が経ってしまったし、ようやく人生の節目を迎えられる結婚式の日に、決意表明を込めて、改めてプロポーズすることでした。
そうなるとまず必要となるのは指輪。それとやっぱり華やかさも欲しいので花束も用意しようと思いました。
しかしすでにシンガポールに赴任してたので、結婚式当日までに本当に用意できるのか些か不安ではありました。
ともかくシンガポールから椿山荘に電話してみて、まずは花束を用意できるか確認してみました。一番初めにプロポーズしたのはオランダでしたが、当時チューリップの有名なキューケンホフ公園でプロポーズしようとするもできなかった経緯があり、またオランダは2人の思い出の地ということもあり、花束はチューリップで作れないかと思いました。
しかしこんな真冬にチューリップなんてあるのか、、、と思いましたが、そこはさすが椿山荘!ちゃんとありました!
本数もプロポーズした5月3日に因んで53本に。
披露宴が終わった後に渡せるようにアレンジして頂けるとのことです。
これで花束の準備は完了しました。
次に指輪ですが、これはダイヤモンドシライシに確認すると海外からはネットなどで買えないようです、、
となると日本帰ってから買うしかない。
ただ12月31日と1月1日以外はお店が空いてるようなのでまあ大丈夫そう。
日本に帰ってからは結婚式の準備でバタバタ忙しかったですが、12月30日にダイヤモンドシライシの本店に行きました。
指輪のサイズについては結婚指輪と婚約指輪をここで買っていたこともあり、また事前に電話でお店に確認してたので問題ありませんでした。デザインは『永遠』という意味が込められた、ダイヤモンドがリングの周囲に埋め込まれたエターニィティーリングにしました。
またもしかして免税が使えるのではないかと思い、お店に確認したらどうやら使えるようです!
数十万の買い物で消費税10%が使えないのはでかい!!たまたまですが一時帰国の時に指輪を買ってよかったと思いました。
そして花束と指輪を揃えて、結婚式本番に臨みました。当日は1日が終わるのが早く披露宴もあっという間に終わりました。このサプライズは披露宴の締めくくりに行いましたが、両親やホテルのスタッフの方々、皆様に見守って頂いた中、無事に行うことができ、また妻も喜んでくれてとても嬉しく思います。紆余曲折あった結婚式ですが結果的にベストな形で全うすることができたのではないかと思います。